里山について
「里山」とは人間の住む「里」と自然の「山」の境目にある自然と人が長年共存してきた環境のこと。
集落と人の手が入った森林、農地などで構成され、日本に暮らす人々は、長年この里山の生態系の一部となり、自然にあるものからモノを作り、使い終えたら土に還すという、持続可能な暮らしを実践してきました。
しかしながら、戦後の急速なライフスタイルや産業構造の変化等により、そのような暮らしと文化は急速に失われてきました。森林は荒れ果て、里山文化を知るヒトは高齢化し、文化の継承が危ぶまれる状況にあります。
里山で先人が培ってきた持続可能な暮らし。私たちはそれを広く知ってもらい、共感を広げることで、これからの時代に合ったサステイナブルな生活を目指すことができるのではないかと考えています。
SATOYAMA EXPERIENCEについて
私たちは「暮らしを旅する」をテーマに、2010年に飛騨里山サイクリングを始め、今では国内外から年間5000人近くのゲストをご案内するようになりました。おかげ様でゲストは増えた一方、スタートから10数年、飛騨古川の町中でも郊外でも空家や取り壊しが目につくようになりました。私たちもこの町並や里山風景の継承に直接的に関わりたい、そんな思いから、2020年には、「100年後の町並みをつくる」をコンセプトに分散型ホテルSATOYAMA STAYを開業。宿とツアーを通じて飛騨の暮らしを伝えています。
運営会社「株式会社美ら地球」についてはこちら
受賞歴:
・2011:環境省 五感で楽しむまち大賞 環境大臣賞
環境省 エコツーリズム大賞 特別賞
・2013:グッドデザイン賞 ※「飛騨里山サイクリング」として受賞
・2014:環境省 エコツーリズム大賞 優秀賞
・2017:ジャパン・ツーリズムアワード ビジネス部門賞
・2021:人に優しい地域の宿づくり賞 優秀賞 ※SATOYAMA STAYが受賞
・口コミサイトTripAdvisor 「Certificate of Excellence」10年連続受賞(2011~)
サスティナブル・ツーリズム
「サステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光)」とは、地域の自然や文化をツーリズムに活かしつつ、それらを壊すことなく、むしろ継承への一助とするツーリズムのことです。
それは事業者側だけで完結できるものではなく、ゲストの皆さまのご協力が不可欠です。
私たちは、国際認証機関Travelifeのメンバーとして、認証取得を目指しており(2022年11月現在)、ツアーや宿の運営のあらゆる面において持続可能性を考慮しています。
スタッフ
アクセス
AccessNINO-MACHI棟
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フロント、ツアーデスクはこちらにございます
〒509-4235 岐阜県飛騨市古川町弐之町11-32
JR飛騨古川駅から徒歩8分
TONO-MACHI棟
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〒509-4224 岐阜県飛騨市古川町殿町7-21
JR飛騨古川駅から徒歩3分